2025 8.16 土 【2回公演】❶12 時・❷17時(開場1時間前) 那覇文化芸術劇場なはーと [大劇場]

あらすじ

舞台
『生きているから 〜対馬丸ものがたり〜』は、
1944年に太平洋戦争末期の沖縄で起きた
「対馬丸事件」を題材に、
命の尊さと戦争の悲惨さを描いた作品です。
主人公・啓子は疎開船対馬丸の撃沈を生き延び、
絶望の中でも「生きて帰る」と
母との約束を胸に希望をつなぎます。
帰郷後も苦難が続く中、
彼女は命の尊さを伝える使命を感じ、
生き続けます。
フィナーレでは出演者と子どもたちが
「生きているだけで素晴らしい」と
命への賛歌を歌い上げます。

メッセージ

企画・演出・脚本

宮本 亞門

こんにちは、宮本亞門です。対馬丸の生還者である故・平良啓子さんのお話を直接伺いし、平和への願い、どんな苦難にも屈しない強い生命力が込められていました。
彼女の思いを戦後80年の今年、沖縄で舞台化します。平和と命の尊さ、これからの明るい未来のための時間を作ります。

プロフィール

演出家。1958 年東京・銀座⽣まれ。2004 年には東洋⼈初の演出家としてオンブロードウェイにて 「太平洋序曲」を上演し、同作はトニー賞4部⾨にノミネート。ミュージカル、ストレートプレイ、 オペラ、 歌舞伎などジャンルを問わず幅広く作品を⼿掛ける。 2022 年には、映画「ベストキッド」を ミュージカル化した「カラテキッド」をセントルイスで開け、そのあとオンブロードウェイを⽬指す予定。近著「上を向いて⽣きる」(幻冬舎)。
沖縄に関わって30年以上。沖縄の戦後を描いた映画「BEAT」(1988年ヴェネチア国際映画祭招待)があり、今回沖縄では初舞台となる。

クラウドファンディングに
挑戦中